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仕事・役割のズレ
副業を始めないのは、忙しいからではない理由
スマートフォンの広告やビジネス誌の見出しには、「副業で人生を変える」「30代からのリスキリング」という言葉が溢れている。20代の頃の自分なら、その熱量に当てられて、即座にクラウドソーシングのサイトに登録したり、関連書籍を買い込んだりしていた... -
身体・感覚の変化
メンズ美容に踏み切るには説明が増えすぎる
メンズ美容という言葉は、もう特別なものではなくなっている。スキンケアも、脱毛も、眉の調整も、以前よりずっと日常に近い。 広告も多い。症例も目に入る。男性向けの美容医療という言い方にも、もう驚きはない。 それでも、気になったまま止まることが... -
人間関係の距離感
会話のきっかけが、外見以外から始まる理由
久しぶりに誰かと会うとき、あるいは新しい場所で誰かと向き合うとき。 20代の頃の私たちの会話は、もっと分かりやすい場所から始まっていたはずだ。「その服、どこの?」「髪型変えた?」「センスいいよね」。外見の変化を瞬時に捉え、それを言葉にして投... -
仕事・役割のズレ
資格を取るより、今のままを崩したくない日がある
本屋の資格コーナーの前で、ふと足を止める。 20代の頃の自分なら、迷わず最新の参考書を手に取り、レジに向かっていただろう。新しい知識を得ること、自分を何らかの名称で定義し直すこと。資格取得は、不確かな未来に対する最も分かりやすい「武装」であ... -
身体・感覚の変化
クマ取りを調べても、予約まで進まない理由
目の下のクマが気になって検索する。夜に鏡を見たとき、オンライン会議の画面に映ったとき、思っていたより疲れて見える日がある。 「クマ取り」「ヒアルロン酸」「脱脂」そうした言葉を一度は調べる。 症例写真も見る。費用も確認する。どの方法があるか... -
人間関係の距離感
親しい人ほど、近況を説明しなくなる理由
久しぶりに会った親友を前にして、ふと「何を話せばいいのか」と迷う瞬間がある。 20代の頃なら、溜め込んでいたエピソードを堰を切ったように放出し、自分の現状を余すところなく伝えていただろう。仕事の愚痴から新しい趣味、誰とどこへ行ったかまで。近... -
身体・感覚の変化
同じ服でも“若く見える”を避ける瞬間がある
店で服を見ていて、形も色も悪くないのに手が止まることがある。似合わないわけではない。サイズも合う。鏡に当てても大きな違和感はない。 それでも、その場で戻すことがある。 理由を言葉にするとき、「派手すぎる」でもなく、「着る場面がない」でもな... -
外部メディア・社会の音
夜にニュースを最後まで見なくなる
夜、テレビやスマートフォンでニュースを開いても、最後まで見ずに閉じることがある。冒頭の見出しは読む。大きな出来事も把握する。けれど、その先の特集や続報までたどらず、途中で画面を離れる。 知らなくていいと思っているわけではない。むしろ何が起... -
人間関係の距離感
グループLINEを抜けないまま静かになる
連絡先の整理や通知の見直しをするとき、使っていないグループLINEが目に入ることがある。もう頻繁には動いていないものもあれば、今も誰かが何かを書いているものもある。 不要なら抜ければいい、と言えばそれで済む。通知が気になるなら退会する。使わな... -
生活リズム・時間感覚
引っ越しできるのに、部屋だけ整えてしまう
今の部屋に強い不満があるわけではない。狭いと感じる日もあるし、収納が足りないと思うこともある。駅から少し遠い、日当たりが惜しい、隣の生活音が気になる。 条件を書き出せば、引っ越す理由はいくつかある。家賃もすぐに無理な額ではない。探せば候補...