仕事・役割のズレ– category –
-
仕事・役割のズレ
後輩の成長を、純粋に喜べない自分を静観する
後輩がうまくやっている。 以前なら迷っていた場面で、自然に判断している。 会議でも、必要な言葉を選んでいる。 任せた仕事が想像より早く返ってくることもある。 その様子を見ると、たしかに安心する。 頼れるようになった、という感覚もある。 けれど... -
仕事・役割のズレ
職場の「飲み会」の誘いを断る理由が、丁寧になっていく
職場のチャットツールや、帰り際のデスク越しに届く「今日、少し寄っていきませんか」という誘い。20代の頃のそれは、断るにしても受けるにしても、どこか切実なイベントだった。行かなければ情報から取り残されるような焦燥感があったし、断る際には「先... -
仕事・役割のズレ
何かを始める前に終わり方を考えてしまう
何かを始める前に、先に終わり方を考えることがある。 大きな決断ではない。 小さいことでもそうだ。 新しいアプリを入れる。本を買う。休日に少し遠くへ行く。 その瞬間、始めるかどうかより前に、途中で止める場面が浮かぶ。 最後まで続かなかったらどう... -
仕事・役割のズレ
「手に職」という言葉が、お守りとして機能しなくなる
20代の頃、私たちはこぞって「手に職」を求めた。会社が倒れても、景気が悪くなっても、これさえあれば生きていける。そんな具体的なスキルや資格は、将来への漠然とした不安を追い払うための、確かな「お守り」だったはずだ。その技術を磨くことは、その... -
仕事・役割のズレ
プレゼン資料の「見栄え」にこだわる自分を、冷めて見る
プレゼン資料は、内容が伝わればいい。 本来はそういうものだと思っている。 何を伝えるか。どこを整理するか。相手が理解しやすい順番か。 そこが中心なのは変わらない。 けれど実際には、最後の段階で少し止まることがある。 余白をそろえる。文字の位置... -
仕事・役割のズレ
マネジメントへの打診を、期待ではなく「徴兵」と感じる瞬間
職場で「そろそろ、チームを見てみないか」と声をかけられる。20代の頃なら、それは明確な「承認」であり、階段を一段登るためのパスポートに見えたはずだ。しかし、35歳を過ぎたあたりで受け取るその言葉は、どこか自分を遠い場所へ連れ去る「召集令状」... -
仕事・役割のズレ
安いからでは決められなくなる買い物がある
値札を見て、思ったより安いと感じる。 以前なら、その瞬間にかなり決まっていた。 想定より安い。必要でもある。それなら買っておこう。 その流れで十分だった。 けれど今は、安いと分かったあとに少し止まることがある。 買えないわけではない。 予算を... -
仕事・役割のズレ
副業を始めないのは、忙しいからではない理由
スマートフォンの広告やビジネス誌の見出しには、「副業で人生を変える」「30代からのリスキリング」という言葉が溢れている。20代の頃の自分なら、その熱量に当てられて、即座にクラウドソーシングのサイトに登録したり、関連書籍を買い込んだりしていた... -
仕事・役割のズレ
資格を取るより、今のままを崩したくない日がある
本屋の資格コーナーの前で、ふと足を止める。 20代の頃の自分なら、迷わず最新の参考書を手に取り、レジに向かっていただろう。新しい知識を得ること、自分を何らかの名称で定義し直すこと。資格取得は、不確かな未来に対する最も分かりやすい「武装」であ... -
仕事・役割のズレ
転職サイトを閉じる理由が、条件ではないことがある
転職サイトを見ることはある。 思いついたように開く。 夜だったり、少し疲れた日だったりする。 勤務地。 年収。 仕事内容。 条件を順に見る。 悪くないと思う求人もある。 今より少し広い選択肢に見えることもある。 でも、そのまま閉じることがある。 ...
12