YOSAN– Author –
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仕事・役割のズレ
プレゼン資料の「見栄え」にこだわる自分を、冷めて見る
プレゼン資料は、内容が伝わればいい。 本来はそういうものだと思っている。 何を伝えるか。どこを整理するか。相手が理解しやすい順番か。 そこが中心なのは変わらない。 けれど実際には、最後の段階で少し止まることがある。 余白をそろえる。文字の位置... -
人間関係の距離感
会わなくても嫌いにならない関係のゆるやかな変化
人間関係は、会う頻度や連絡の量で温度が測れる、という一般論がある。 会わなくなると距離ができ、距離ができると関係が薄れる。 そんな直線的なイメージは、20代の頃なら自然に受け入れられた。 けれど、35歳前後になると、 会っていなくても嫌いになら... -
外部メディア・社会の音
雑誌の「一生モノ」というコピーに、残りの人生を思う
雑誌の表紙やウェブメディアの広告で、「一生モノ」という文字が目に飛び込んでくる。高級な時計、職人が仕立てた革靴、あるいは時代に左右されないトレンチコート。かつてその言葉は、未知の大人への階段を登るための、きらびやかな招待状のように見えて... -
仕事・役割のズレ
マネジメントへの打診を、期待ではなく「徴兵」と感じる瞬間
職場で「そろそろ、チームを見てみないか」と声をかけられる。20代の頃なら、それは明確な「承認」であり、階段を一段登るためのパスポートに見えたはずだ。しかし、35歳を過ぎたあたりで受け取るその言葉は、どこか自分を遠い場所へ連れ去る「召集令状」... -
生活リズム・時間感覚
引き出しを整理しても何も捨てない日の理由
休日にふと思い立って引き出しを開ける。 中身を全部出して、必要・不要を分けるつもりだったのに、 気づけばどれも捨てずに元に戻している。 片づけたい気持ちはあるのに、手放すところまで進まない。 この“整理したのに何も減らない日”には、単なる優柔... -
生活リズム・時間感覚
傘を持って出るか迷う時間が、少しだけ長くなる理由
靴を履き、ドアノブに手をかけた瞬間に、ふと足を止める。 20代の頃の自分なら、この場面で迷うことはほとんどなかったはずだ。空が泣き出しそうなら適当な傘を掴み、そうでなければ手ぶらで外へ出る。もし降られたとしても、近くのコンビニでビニール傘を... -
生活リズム・時間感覚
飲み物を選ぶ速さだけが少し落ちる
飲み物を買う場面は、一日の中で何度もある。 コンビニの棚の前。自動販売機の前。駅の売店でもそうだ。 以前は、ほとんど迷わなかった。 棚を見る前からだいたい決まっていることもあった。 水。コーヒー。炭酸。 その日の気分より先に、手が伸びるものが... -
生活リズム・時間感覚
本を買っても読む順番だけ決まらない
本は買うのに、どれから読むかだけ決まらない。 読むつもりで選んでいるし、興味もあるのに、最初に開く一冊だけが決まらない。 35歳前後から、この感覚が少し増えてきた。 読む順番だけが決まらないとき 少しでも引っかかれば、そのまま買うことがある。 ... -
生活リズム・時間感覚
信号待ちで周囲を見る時間が、少しだけ増える理由
信号待ちで、スマホを見ない時間が増えた。 ポケットに入れたまま、ただ前を見ていることがある。 何か考えているわけでもなく、ただ、ぼんやりと周りの景色を眺めている。 35歳を過ぎたあたりから、この時間が少しだけ増えてきた。 しかし、35歳を過ぎた... -
人間関係の距離感
返信の意味を深読みしなくなる距離の変わり方
返信が来ないことを、あまり気にしなくなった。 既読スルーも、返信の遅さも、前ほど意味を考えなくなっている。 気にしていないわけではないのに、「まあ、そういう日もあるか」と静かに流れていく。 35歳前後から、この感覚が少しずつ増えてきた。 距離...