歯並びが気になったことはある。
写真を見たとき。
笑ったとき。
横顔を見たとき。
昔から少しだけ気になっていて、
調べたこともある。
歯列矯正。
マウスピース。
期間。
費用。
やれば整うのはわかる。
でも、
そこから先に進まないことがある。
やる意味は、たしかにある
整う。
清潔に見える。
印象も変わる。
将来的に噛み合わせにもいい。
理由はいくつもある。
だから否定しにくい。
「やらなくていい」と
言い切れるものでもない。
むしろ
やった人の話を聞くと、
やってよかったと言うことが多い。
それでも、今すぐの理由にならない
問題は、
困っているわけではないことだ。
日常で支障があるわけではない。
会話にも困らない。
人に指摘されることも少ない。
つまり、
必要性が弱い。
やったらよくなる。
でも、
今のままでも普通に過ごせる。
この差が大きい。
大きな変化だから、軽い気持ちで入れない
期間が長い。
費用もかかる。
途中で違和感もある。
食事も変わる。
見た目も変わる。
思っている以上に、
生活に入ってくる。
だから
少し興味があるだけでは始まらない。
「せっかくだから」では
動きにくい。
ほかの優先順位に押される
やるなら今かもしれないと思う日もある。
でも、
今じゃなくてもいいとも思う。
忙しい。
予定がある。
別の出費がある。
生活の中に置くと、
少し後ろに回る。
やらない理由が強いわけではないのに、
前に来ない。
関心は消えない
それでも、
歯並びのいい人を見ると少し思う。
整っているなと思う。
写真で自分を見ると
少しだけ気になる。
つまり、
関心は残る。
ただ、
決断になるほどの熱にならない。
少し理由が足りないまま時間が過ぎる
本当に必要なら
もう始めている気もする。
でも、
必要じゃないとは言い切れない。
この中途半端さのまま
時間だけが過ぎる。
たぶん歯列矯正は、
「やりたい」だけでは始まりにくい。
少しだけ、
背中を押す理由が必要になる。
その理由がまだ足りないまま、
検索履歴だけが何度か残る。

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