会議で、一番最後に話すことが増えてきた。
話したくないわけではないのに、気づけば他の人の発言を先に聞いている。
その“待ち方”が、以前より自然になっている。
20代の頃は、
思いついた瞬間に口が動いていた。
順番を気にするより、
まずは言葉を出すことが大事だった。
でも今は、
言いたいことがあっても、
一度だけ飲み込んでしまう。
目次
発言の前に、わずかな“間”が挟まる
会議で意見を求められたとき、
頭の中ではもう答えができているのに、
口を開くまでに一拍だけ遅れる。
他の人の表情や、
その場の空気や、
流れの速さを軽く確かめてしまう。
その確認が終わるころには、
誰かが先に話し始めている。
発言のタイミングを逃したわけではない。
ただ、
その一拍が前より少しだけ長い。
先に話すより、“流れを見てから”が増える
誰かの意見を聞いてから話したい、
というより、
その場がどこに向かっているのかを一度だけ見たい
そんな感覚が強くなる。
20代の頃は、
自分の意見が場を動かすと思っていた。
今は、
場の動きの中に自分の言葉を置きたい。
その違いが、
発言の順番を自然に後ろへ押していく。
最後に話すことで、言葉が少し変わる
最後に話すと、
言葉が少しだけ整う。
誰かの意見を否定するわけでもなく、
まとめるつもりもないのに、
自然と“間”を埋めるような言い方になる。
20代の頃は、
自分の意見をそのまま出していた。
今は、
場の温度に合わせて言葉が変わる。
その変化が、
最後に話すことを自然にしていく。

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